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アマハガンが「まずい」と言われる理由は種類が多過ぎるから?

アマハガン_まずい

「アマハガン」は、滋賀県長浜市にある長濱蒸留所が製造するブレンデッド・モルト・ウイスキーです。

海外から輸入したモルト原酒と長濱蒸留所で作られたモルト原酒をブレンドしていることが特徴で、現在ではNo1からNo4までの4種類を中心に展開しています。

そんなアマハガンですが、美味しいという評価がある一方、「アマハガンはまずい」という人も一定数いるようです。

実際のところ、アマハガンは本当にまずいのでしょうか?

SNSの声を分析してみました。

アマハガンの最安値はこちら↓から確認することができます(安い順に並べ替えてあります)。

目次

アマハガンってそもそもどんなお酒?

アマハガン(AMAHAGAN)は、滋賀県長浜市にある長濱蒸留所が製造するブレンデッド・モルト・ウイスキーです。

長濱(NAGAHAMA)を逆から読むとAMAHAGAN、つまり「アマハガン」となります。

長濱蒸留所は日本国内で最小規模のウイスキー蒸留所として知られており、廃校となった小学校を熟成施設にしたり、積極的に見学者を受け入れていることなどでも有名です。

アマハガンには下記の通り4種類のウイスキーがあり、それぞれ異なった風味を感じることができます。

アマハガン エディションNo.1

海外のモルトウイスキーをベースに、長濱蒸留所のモルトを組み合わせたウイスキーです。

長濱蒸留所を代表するウイスキーの一つ。

<公式テイスティングノート>
長濱モルト由来の円みのある麦芽の香りと、オレンジチョコレートを連想させるフルーティさと深みが複雑に絡み合い、全体をバニラの甘い香りが包み込みます。口に含むとコクのあるアタックの後に、鼻に抜ける華やかな余韻をお愉しみいただけます。

アマハガン エディションNo.2

こちらはアマハガンのエディションNo.1をベースに、赤ワイン樽にて後熟を行い仕上げたボトルです。

No1と比べて1年半ほど熟成期間が長く、ワイン由来の風味を存分に味わうことができる点が特徴です。

<公式テイスティングノート>
外観は赤みがかった艶やかなレンガ色。レーズンやベリーといった赤ワイン由来の風味と、長濱独特のモルティさが絶妙に調和、アフターに爽やかなオレンジピールを感じます。口に含むと、独特の穀物の甘味が全体に広がりますが、ほどよい渋味が全体を引き締めます。その深みある味わいをお愉しみ下さい。

アマハガン エディションNo.3 ミズナラウッドフィニッシュ

こちらもアマハガンのエディションNo.1をベースに、ミズナラ樽に入れて後熟し、仕上げた1本です。

「ジャパニーズオーク」とも呼ばれるミズナラ樽特有のお香のような風味を感じられるウイスキーです。

<公式テイスティングノート>
外観は淡い琥珀色。グラスに溢れる長濱モルトらしい甘い麦芽の香りは、オレンジや赤りんごなど暖かみある果実と混じりあい、より芳醇に。時間が経過するにつれ、ミズナラに由来する香木のニュアンスはさらに引きたち、最後は甘いキャラメルのようなウッディネスを感じます。口に含めばオレンジの焼き菓子や、香ばしい黒糖の風味。甘味の後には、ビターなチョコレートを口の中でゆっくり溶かしているような豊かな余韻が残ります。

アマハガン エディション 山桜

こちらもアマハガンのエディションNo.1をベースに、日本原産山桜の木材を使って造られた樽で約4ヶ月後熟を行い仕上げたボトルとなります。

山桜由来の桜餅や梅のようなフレーバーを感じることのできる1本です。

<公式テイスティングノート>
外観は赤みがかった琥珀色。長濱モルトらしさのモルティーな甘さはそのままに、山桜由来の品のある甘く優しい麗らかな香り立ち。桜餅や梅を連想させる『和』のフレーバー。アマハガンシリーズ特有の穏やかなオレンジピールや黒蜜、口の中で広がる華やかで上品な甘さ。アフターには紅茶の様なリーフィーな心地よい渋みが訪れます。

「アマハガンがまずい」という人は少数派

X(旧Twitter)で、アマハガンについてコメントしている人の数をカウントしてみました。

ポジティブ評価(美味しい、おいしい、うまい)とネガティブ評価(美味しくない、おいしくない、まずい)の両者をカウントし、どちらが多いか調査しました。

果たしてその結果は…?

<アマハガンの口コミ集計結果> ※調査期間:2023/1/1~2023/12/31

  • ポジティブ評価177名
    (「アマハガン 美味しい or おいしい or うまい」)
  • ネガティブ評価1名
    (「アマハガン 美味しくない or おいしくない or まずい」)

アマハガンはそこまでメジャーなウイスキーではないと思っていましたが、SNSの投稿数はかなり多く、圧倒的にポジティブ評価が多い、という結果になりました。

「アマハガンがまずい」というのは都市伝説にすぎないのでしょうか?

アマハガンは美味しい・うまいという人の意見

ここからは、アマハガンの口コミ・意見を見ていきましょう。

まずはポジティブな(美味しい、うまい)意見から見ていきます。

https://twitter.com/ttnr_pazu/status/1690371736817324032

アマハガンのNo.1はハイボールにして楽しむ人が多い傾向がありました。

柑橘系のサッパリとした味わいが特徴なので、ハイボールでさわやかな喉ごしを楽しめそうです。

https://twitter.com/UMAika_gennull/status/1662053492582940672

アマハガンのNo.2はストレートでじっくり味わう人が多かったですね。

No.2はハイボールだと合わない、という意見がいくつかありました。

そして、No.3はロックで楽しむ人が多い傾向がありました。

No.1はハイボール、No.2はストレート、No.3はロック。

それぞれの特徴に合わせておすすめの飲み方も変わってくるようです。

アマハガンはまずい・美味しくないという人の意見

逆に、「アマハガンがまずい」という人の口コミや意見も見てみます。

が、「アマハガン まずい」でX(Twitter)検索してもほとんど引っ掛かりません

頑張ってネガティブな口コミを探してみました。

こちらの方によると、アマハガンは「深みが無い」とのこと。

確かにアマハガンはまだ生まれて歴史が浅いウイスキーなので、このような意見が出るのも仕方がないのかもしれません。

No.2は赤ワインの香りが強く、好みが分かれるのかもしれません。

アマハガンを全種類買ってみて自分に合うものを探してもよいですが、そこまでお金をかけるくらいであればもう少し安い価格帯のシングルモルトを選んだ方がコスパが良いかもしれません。

個人的には「ザ・グレンリベット12年」あたりが5,000円以下で入手でき、かつ香り・味わい・余韻のバランスがハイレベルなのでおすすめです。

なぜアマハガンは「まずい」と検索されるのか

以上のように、アマハガンは美味しいという評判が多いにも関わらず、ネット上では「アマハガン まずい」と検索する人がかなり多いようです。

この理由を推測するに、下記3点が考えられます。

<アマハガンが「まずい」と検索される理由>

  • 歴史が浅い蒸留所であるが故の「ニューポット感」
  • 種類によって最適な飲み方が変わる
  • そもそも飲んでいない人が検索している

まず、そもそもアマハガンはまだ造られ始めて数年しか経っておらず、まだまだ歴史が浅いです。

そのため、新しい蒸留所特有の若い香りを感じる方もいるようです。

また、口コミを紹介した通り、「No.1はハイボール、No.2はストレート、No.3はロック」という感じで種類によって最適な飲み方が変わってくる点も大きなポイント。

合わない飲み方をして「まずい」と感じてしまう人もいるかもしれません。

まとめ

今回は「アマハガンは本当にまずいのか」についてまとめました。

アマハガンはまだ歴史が浅いウイスキーですが、多くの種類が展開されており将来が期待できます。

値段は高騰しつつあるので、今のうちに入手しておいた方がいいかもしれません。

滋賀県が生んだ地ウイスキー、一度試してみてはいかがでしょうか?

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